ニキビケアとは?
にきびに悩まされている方は本当に多いと思います。そしてにきびはひとつの原因から出来るものではなく、年齢や環境 外的要因から出来てしまう場合もあれば、内的要因から出来る場合もあってにきびと一口に言っても、人それぞれ適したケアの方法も違います。 まずは自分のにきびが何が原因で出来ているニキビなのか? そしてそのニキビを治すにはどういったケアが適しているのか、自分なりのニキビケア方法を一緒に探していきましょう!
ニキビの種類
にきびの種類は、目で見て簡単に自分で判断できる物が大半です。 大きく分けると、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビの4つに分かれます。ここからそれぞれどういったものか簡単にご説明します。
■白ニキビ
まず白ニキビ。肌から分泌される皮脂とターンオーバーのリズムが崩れ、残った古い角質が混ざって、
にきびの芯とも呼ばれる角栓が毛穴を塞ぐことがにきびの始まりとなるのですが、まず第一段階がこの白ニキビです。
毛穴の中に皮脂の汚れがつまり、皮脂の異常分泌によって毛穴が詰まることで角栓が出来ます。これが毛穴を塞いでしまうので、
肌が正常な働きを出来なくなっていきます。息苦しい状態になるわけです。皮脂分泌しても皮脂を外に排出することが自力では出来なくなります。
見た目にも白いぷつぷつが出来たように感じるこれが白ニキビと言われるものです。
■黒ニキビ
黒ニキビ。これは実は白ニキビが出来る過程での肌トラブルを改善しようとして出来るニキビなんですね。
白ニキビの原因である角栓、ここから起きる肌のトラブルを防御しようと肌の力が働くのですが、その時肌がメラニン色素を排出します。
メラニン色素は女性なら大敵というイメージを持つ物ではないでしょうか?1度は耳にされた事があると思います。
実は肌を守ろうとして排出されるのが、大敵メラニン!そしてこれが黒ニキビの原因です!メラニンが影響して黒ずんで見えてしまう状態が黒にきびなのです。
シミやそばかす、日焼け対策でメラニン色素を作らせないなどと躍起になりますが、黒ニキビの黒はメラニンからきているんですね。
■赤ニキビ
さて、赤ニキビとなってくると、これは第2段階のニキビです。
さきほどまでの白ニキビ、黒ニキビに続いて、出来た角栓の周りの皮膚が赤くなって、皮膚が高く盛り上がって来ます。これが第2段階の赤ニキビです。
■黄ニキビ
ここまでくると第3段階にもなってしまった最もひどい状態のニキビ、黄ニキビです。
皮脂が過剰に分泌され、トラブルをおこしている肌は細菌感染をおこしやすいと言われており、ニキビがこの細菌によって化膿してくることがあります。
この化膿し、膿をもっているような腫れたようなニキビは第3段階と言われています。
■思春期ニキビ
若年性ニキビは、思春期の男女に多く見られ、脂性の皮膚の上に出来ます。人生の中で一番最初に悩まされることになるニキビと言えますね。
10代の初期〜中ごろにかけた頃、性線という働きが盛んになり、男性ホルモンの刺激で脂線の働きが高まってくる事、これが大きな原因とされています。
脂性であるだけで「ニキビ」が出来るのではなくて、同時に肌にある角層が厚くなって、毛穴がどんどん呼吸しずらくなり、皮脂が肌の表面に流れ出て行くのを妨げるためだ出来る、これが思春期にみられるニキビの原因と言われています。
■大人ニキビ(アダルトニキビ)
大人のニキビとは思春期以降もできつづけるニキビのことを言います。思春期に出来るニキビは年齢と共にホルモンバランスが安定すると治まることが多いのに対し
大人のニキビは様々な原因が重なってできるので思春期ニキビと比べて随分厄介な物です。原因がひとえにこれといった訳ではなく、様々な原因があります。
大人のニキビの原因の多くは乾燥やストレス、生活習慣の乱れと言われる事が多いです。
ストレスがかかるとストレスに対抗するためにニキビの原因になるアンドロゲン、ようは男性ホルモンですね。
このアンドロゲンが多く分泌されるようになると、皮脂の量が多くなりニキビの原因になります。
これとは対照的に、乾燥で出来るニキビもあり、この場合逆に肌の潤いがなくなり、ターンーオーバーが乱れ古い角質を取り去る働きが低下するため、肌の角質が厚くなることにより、毛穴が塞がれニキビになります。